カスケードポンプ


カスケードポンプ
UTX 型
(PAT.)

9メートルもの吸上げが可能
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カスケードポンプ 9m吸上げ

口 径 40-50mm
全揚程 10-60m
吐出量 0.05-0.13m3/min


カスケードポンプは比較的小水量高揚程に適する軽便な清水用ポンプです。
ヨコタ高真空カスケードポンプは強力な自吸性能があるので、深い井戸からの吸上げなどの困難な用途に使え、又、空気の巻き込みがあっても連続的に吸上げることができます。工業用としてはフィルターの吸引ポンプ、真空槽(真空タンク)からのドレンポンプ等に好適です。
信頼性の高い自動運転にヨコタ高真空カスケードポンプをお使いください。

抜群の自吸性能

特許自吸(気水強制分離)機構により最高負圧は 60〜90kPaに達し、抜群の自吸力を発揮します。
揚水中に処理できる空気量が大きいので、吸込条件の変動によって空気の巻き込みや混入があっても、排気しながら揚水運転を継続し、条件が復帰すればただちに正規の揚水運転に復元します。鳴水運転(水と空気を一緒に吸い続けること)や気液二相運転も楽々とできます。
吸込側の水位、温度、真空度などの吸込条件が変動してキャビテーション状態となっても、揚水運転を継続できるので、NPSH に余裕をみる必要は無く、変動する吸込条件下でも安定的に運転を維持できます。
深さ 9m の地下水も楽々と吸上げ、真空槽引抜きにも抜群の性能を発揮します。

入口弁なしのシンプル構造、フート弁も不要

入口逆止弁のないシンプルな構造により、丈夫で保守点検が簡単です。しかも、通常は吸込側にフート弁や中間弁を取付ける必要もありません。
呼び水操作が不要で取扱いも簡単です。

豊富な材質

あらゆる液質に応じられるよう、FC 、SCS の他、耐食・耐摩耗材質として、ヨコタ特殊ステンレス鋳鋼 (YST) 等、豊富に材質を用意しています。



用途

船舶用吸上げポンプ(中型船のデッキ上に設置してタンクの底の水を吸上げることができるので、ビルジポンプとしても最適です。)

気液二相流体移送用ポンプ

深井戸用吸上げポンプ

冷凍・冷房機冷却水ポンプ

自家簡易水道用ポンプ

化学工業装置用ポンプ

その他



[ご提案]中型ケミカルタンカーの船底残液の吸上げに ....... デッキ上に設置できるビルジポンプ

中型ケミカルタンカーにおいて、化学液を荷役したりタンクを洗浄する際には、最後にタンクの底に残った化学液や洗浄液をきれいに底ざらえして排出する必要があります。この底ざらえ作業に用いられるのが、ビルジポンプです。(ストローポンプとも呼ばれています。)

中型ケミカルタンカーのビルジポンプとしては、一般的にポータブル型の水中ポンプが使われていますが、タンク底へのポンプの上げ降ろし作業が面倒ですし、有毒な液や揮発性液が多いケミカルタンカーの場合は作業に危険を伴うこともあります。

従って、作業性・安全性を考えると、ポンプはデッキ上に設置して吸上げる方がはるかに望ましいのですが、吸上げ高さが高い上に、船の揺れなどによって大量の空気が混入する可能性があるので、一般のポンプで吸上げようとしても揚水量低下や揚水中断を起こしてしまうという問題があり、実現には至っていませんでした。

これらの問題を全て解決して、デッキ上からの吸上げを可能にしたのが、ヨコタのカスケードポンプ UTX 型を用いた「ビルジポンプシステム」です。

下の図のように、ヨコタのビルジポンプシステムはデッキ上に設置しても全く支障なく、平気で連続排気しながらさらえ運転を続けて、ほとんど最後の一滴まで吸上げることができます。

ヨコタ ビルジポンプシステムの配置

カスケードポンプ ビルジポンプシステム

デッキ上に設置できます。

作業効率が大幅に改善されます。

安全です。

メンテナンスが容易で経済的です。


ヨコタ ビルジポンプシステムの仕組み

もともとヨコタのカスケードポンプ UTX 型は、揚水中に空気の混入があっても排気しながら吸上げ運転を継続できる、強力な自吸力を備えています。
しかし、ケミカルタンカーでのさらえ運転(ストリッピング)においては、

船の揺れによって液面が揺れて空気を大量に吸い込む場合がある

タンクを切替えて荷役をするためには吸込配管が長くなる

という、通常よりはるかに厳しい条件下でも迅速に吸上げできることが要求されます。

そこで、この強力な自吸力のあるカスケードポンプ UTX 型を主ポンプとして用い、それに抽気ポンプ(真空ポンプ)を付加して排気能力を更にパワーアップし、自吸時間を短縮しています。そして、主ポンプ手前に設けられた真空タンクとフロートバルブの働きによって、揚液が抽気ポンプに侵入するのを防ぐようにしています。

このビルジポンプシステムは、吸込配管が山形配管でも長大配管でも自吸できますので、上の図のように1台のポンプから各タンクに分岐配管して、各タンクのバルブを開閉することによって、全てのタンクの底ざらえや洗浄を順番に効率的に行うことができます。

造船所ドックにおける実証試験の様子(使用液:水)
カスケードポンプ 自吸1
カスケードポンプ 自吸2
船上配管を模した吸込配管レイアウト

液面 (A) から最頂部 (B) までの吸上げ高さ:8.5m
最頂部 (B) からポンプ (C) までの水平距離:50m



カスケードポンプ 自吸3
カスケードポンプ 自吸4
稼動中のポンプ

左側:主ポンプ UTX 型
右側:抽気ポンプ VP-S 型

ポンプからの吐出状況
流量:0.03m3/min

このように、実際の船上の配管と同じレイアウトの配管で行った実証試験において、8.5m(液比重 1.0 の場合)の高さでも楽に吸上げることが実証されています。
従って、デッキからタンク底までの深さが 8.5m(液比重 1.0 の場合)以内の中型タンカーであれば、このビルジポンプシステムを導入することによって荷役作業を大幅に改善することができます。

なお、ケミカルカーゴ本体の荷役のためには、同じくデッキ上に設置して吸上げができるヨコタ超自吸ポンプ UPS 型があります。詳細は、特集記事「タンカー荷役」をご覧ください。


型式概要
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技術データ
選定・外寸図
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